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車いすの適合基準

お客様のからだに最適な車いすをお使い頂くため、
適合基準に沿った調整を実施しています。

車いすがからだに合っていないと、様々な問題が起きる可能性があります。 長時間ご利用いただく福祉用具だからこそ、少しでも快適であってほしい。 そんな思いから、ニックでは適合基準に沿った快適な車いすをお使い頂けるよう、 一人ひとりのからだに合った調整をすみずみまで行っています。

骨盤を安定させるランバーサポートとアンカーサポート

ランバーサポート

背もたれの調整で骨盤をしっかり立て、脊柱の生理的湾曲を保ちます。

アンカーサポート

座面の後ろをややくぼませたりクッションを使ったりして、骨盤の前すべりを防ぎます。

身体と車いすのサイズ

車いすが身体に合わないと座っていても疲れやすく、 痛みや身体の変形を招くこともあります。

座面の幅が合っていないと

広すぎると、体が傾きやすくなる。

座面の奥行きが合っていないと

背もたれにもたれられず、無理にもたれたりするとずり落ち姿勢や円背になりやすい。(円背:背が丸くなること)

座面の高さが合っていないと

足が床に着かないと、身体の支持ができずに腰から上が身動きしにくく疲れやすい。

アームレストの高さが合っていないと

高すぎても低すぎても、うまく身体を支えられず、身動きしにくくなる。肘をのせて90度くらい。肩が少し上がるくらいを目安に調節する。

フットレストの高さが合っていないと

高すぎると、ももの裏が浮いてしまい、お尻が痛く前に滑りやすくなる。

座圧の分散

身体の一部でかたよって体重を支えていると疲れや、痛みの原因となります。楽に座り続けるためには、できるだけ広い面積に座圧を分散することが大切で、「背中」「座面」「足部」がきちんと支えられていなければなりません。また、座り続けるためには、ときどき身動きして圧力がかかる位置を変えることも大切です。自分で身体を動かせない人の場合、介護者がときどき姿勢を変えてあげることが必要です。

背中の支え

バックレスト(背中)全体で身体を支えるようにします。背中の形に合い、全体にフィットするのが理想的です。

リクライニング/ティルト機能

リクライニングは背もたれを倒したり、起こしたりした時に身体がずり落ちることがあるので注意しましょう。ティルトは背もたれと座面のアンカーがきいている状態で背にもたれることができ、良い姿勢を保った状態で座り続けることができます。

座面の支え

必要に応じてクッションも活用し、どこかにかたよらず、お尻からももの下面全体に座圧がかかるようにします。

床に足が届く /フットレストの高さが合っている

足部の重心を移せることが、下半身の安定と上体の自由度のカギです。足の裏がしっかり届くようにします。 ※ただし、フットレストに体重がかかると車いすの後輪が上がり、転倒します。足部に重心を移す場合には床に足をつけます。

姿勢の調整

楽に座り続けるためには、正しい姿勢をとることが必要です。姿勢がくずれると無理な力がかかって疲れや、痛みの原因になります。「上体の安定」「骨盤の安定」「足部の安定」をチェックポイントに、正しい姿勢になるよう調整しましょう。

上体の安定

S字カーブを 保っているか

脊柱が自然なS字カーブ(生理的湾曲)を描くのが理想的です。

ねじれてないか

骨盤が水平になっているのを確認したうえ両腕で支えられるようにアームレストの高さを調節します。

頭が傾いていないか

必要によっては、頭部支持機能の車いすを使用します。

骨盤の安定

前後に 倒れていないか

深く座り、背もたれの張りを調整してしっかり支えます。

左右に傾いて いないか

シートがたわんで傾く時は座面を水平にできるクッションなどを使用します。(体幹サポート付クッションを併用すると効果が大きい)

回旋していないか

骨盤が背もたれと平行になるよう座らせます。

足部の安定

足が床に届くか/フットレストの高さが 合っているか

フットレストに常に足をのせていることは、下肢の角度が変えられないことを意味します。基本的には足の裏が床につくようにして身動きしやすくしましょう。フットレストに足をのせる場合は最適な高さに調整しましょう。

背もたれの調整方法

テンション調整式クッションシートの車いすに適用されます。

背もたれの調整方法

  1. 深く座り正しい姿勢をとった状態で、お尻の位置を決める。
  2. お尻が落ちないように一番下のベルトをきつくしめる。
  3. ウエストの位置のベルトをぴったりするようにしめる。
  4. お尻の出っぱりの位置は丸みに合わせてゆるくしめる。
  5. 背中のカーブに沿って残りのベルトをしめる。

ニックの車いすについて

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